ヤマトヌマエビの繁殖チャレンジ
2年前から自宅で60センチ水曜を設置して、淡水魚魚(ブラックモーリー、コリドラス)とエビを
飼っています。エビは何種類かいるのですが、先日その中でも個体数が4匹しかいないヤマトヌマエビという種類のエビが卵を抱えているのを発見しました。このヤマトヌマエビは素人では繁殖が難しいと言われており、どうしようかなと考えましたが一度チャレンジをしてみようということで現在繁殖チャレンジをしています。
何故、素人では繁殖が難しいのかというとポイントがいくつかあり
①ゾエアというプランクトンのような状態で産まれる
②育成には汽水という川と海の境目にある塩分濃度の水が必要(目安は海水の70%の濃度)
③毎日水替えが必要
と水槽で魚を飼うだけに比べて非常に管理と手間がかかります。
色々なブログやYouTubeで繁殖に成功している方の情報を頼りに、親エビを出産まで隔離させる用、出産後に育成させる用の小さい水槽や海水を作るための専用の塩、水道水ではミネラル不足になるとのことでコントレックスというフランスの硬水を買ったりと手間はかかっていますが、現状で50匹ぐらいは生き残っている感じです。
自然界では川の上流で産卵された卵が川下に流され、川と海の境目の汽水で成長し、成長すると親が元居た川上へ上っていくと言われています。その成長過程で生き残るのはかなりの低確率だと思います。
私の家で生き残ってる50匹ぐらいの幼体も何匹が上手くエビに育つか分かりませんが上手く育成できるように毎日手間をかけたいと思います。
田中龍一
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