風邪予防~季節の変わり目秋編
私の周りで最近風邪をひく人が多かったので、原因や対策について調べてみました。よく季節の変わり目には風邪をひくと言いますが、特にこの秋口は乾燥が影響していることが多いようです。かなり寒くなってくると、乾燥を体感しやすくなり、加湿をするなど対策をされる方も多いと思いますが、実は9月半ばくらいから徐々に乾燥は始まっていて、10月には湿度が50%を切る地域も出てくるようです。
医学的にも湿度が40%を下回るとウイルスが活発化し、粘膜の線毛が動きにくなると言われています。この線毛はウイルスを外に押し出す“掃除機”のような働きをしており、乾燥で止まってしまうと、ウイルスが一気に体内に入り込みます。
すから、風邪を防ぐポイントは「乾燥してからでは遅い」ということ。
理想的なのは、9月の終わりから加湿を始めることです。
加湿器を早めに出しておく、
寝る前にコップ1杯の水を置く、
マスクで喉を保湿する。
たったこれだけでも、風邪のリスクをぐっと減らせます。
乾燥対策とは、“寒くなってから”ではなく、“空気が冷たくなり始めたとき”がスタートライン。
季節の変わり目は、体が次の季節へと慣れようとしている時期です。
早めの準備で、今年は風邪知らずの秋を迎えましょう。
西村
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