オオクワガタと自然
私は幼少期より昆虫が好きで、特にクワガタが好きでした。
当時は存在は知っていましたが、見ることが出来なかったオオクワガタを今になり10数年間追い求めています。
オオクワガタは絶滅危惧種となり、私の住む埼玉や関東では見られなくなり、人の手の届かない一部の山奥に生息し、臆病な為ひっそりと暮らしています。そんなオオクワガタに魅了され、毎夏採集に行っています。
そんな中、ここ3年で確実な変化が有りました。
山の夜の気温上昇、昆虫自体が減った、野生動物が増えた、集中豪雨が増えた、ソーラーパネルが増えた事。この変化は確実に山を変えつつあります。
この様な山の変化は、昆虫や動物達は敏感に感じている様です。今年の一文字『熊』もこんな影響を受けているのかもしれません。
都心に住んでいると気が付かないかもしれませんが、山の自然は確実に失われつつあり、オオクワガタも確実に数を減らし絶滅するかもしれません。
自然には太刀打ち出来ない私達人間は、自然に生かされていると痛感し、自然を守る大切さを忘れないよう生きていくそれが日本人らしさだと思っています。
そして、この自然を子、孫の代まで残して行ってあげたいと心より思っています。
忍田
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